腸内細菌

体内に生き残りやすいビフィズス菌

腸内環境を整えてくれる善玉菌。その代表でもある乳酸菌の90パーセントを締めるビフィズス菌は生命力が強く、生きたまま腸に届きます。
そんなビフィズス菌がもたらす効果と利用されるようになるまでの歴史を紹介します。

乳酸菌飲料やヨーグルトのラベルなどでビフィズス菌の名前を良く見かけるかと思いますが、この非常に有名な善玉菌、実は乳酸菌ではありません。

乳酸菌は糖を分解して乳酸を生み出す細菌ですが、ビフィズス菌は乳酸と酢酸を生み出す細菌で、生物学上この二つは別の分類とされます。
とはいえ、どちらも腸内で良い働きをするのは同じなので、どちらも善玉菌と呼んで間違いはありません。


そしてビフィズス菌は、腸内の善玉菌の90パーセントを占めていて、腸内環境を整える役割をになっています。
また、それだけでなく免疫の活性化、ガン予防、アレルギーの緩和、アトピーの改善、コレステロール値を下げるなど、
人間の腸だけでなく体にとっての良い効果がたくさんあります。


また、最近ではビフィズス菌を含む乳酸菌の花粉症の症状の緩和に対しての効果も非常に期待されています。


ただしビフィズス菌は酸に弱いです。
実験においても、胃液と同じ酸性の水の中では二時間でほとんどが死滅してしまいました。
そして、酸素がある状態では
このような特徴から乳酸菌とは違い食品としての利用は難しいと考えられていましたが、
1948年にドイツの学者がビフィズスミルクを作ることに成功してからヨーグルトなどの発酵食品だけでなく、医薬品などにも利用されるようになりました。
そしてこのビフィズス菌入り食品を発展させたのは日本です。

大腸がんのリスクを高める菌を減らす効果のあるビフィズス菌の一種「BB535」を使った食品の研究を進めました。


体内に生き残りやすい、腸まで届くビフィズス菌として私達が手軽に摂取できるようになったのには、先人達の様々な努力があったからこそなのです。
年と共に数が減ってしまうビフィズス菌ですが、毎日の摂取を習慣にすることで腸内の乳酸菌の働きも活発になります。
ヨーグルトや飲料などの手軽な形で取り入れるようになった現代、手軽に手を伸ばしてみてください。
こちらには毎日手軽に摂れるサプリメントタイプの乳酸菌が紹介されています。
サプリメントタイプにはいくつかの種類の乳酸菌が含まれていますので、自分に合う乳酸菌も含まれている可能性が高いです。
なにより水で飲むだけというとても簡単な摂取方法なので長期的に続けやすいでしょう。
▼こちらのサイトにも乳酸菌について詳しく書いてあります。